宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/12 10:27 更新 550km/秒前後の高速太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 高速太陽風は、速度を下げずにがんばっています。 昨日のニュース以降も、540km/秒あたりの速度を保ち続け、 今朝は、また560km/秒へやや上がっています。 4nTを割りつつあった磁場強度も、5nTを回復しています。 大きく盛り上がることはありませんが、 前周期同様、500km/秒台の太陽風がしばらく続くのかもしれません。 引き続き注目しています。 磁気圏のオーロラ活動は、500nTくらいの比較的小規模の活動がひとつと、 その後に200nTの弱い活動がひとつ見えている程度です。 速度が下がって来ていることもありますが、 昨日は、太陽風磁場が比較的北寄りになっていたためでしょう。 南寄りに変われば、より連続的にオーロラが起こる様になります。 SOHO EIT195の太陽写真では、目立ったコロナホールはありませんので、 今後の太陽風が大きく乱れることはないでしょう。 しかし、速度が通常レベルまで下がるのかどうかは、まだよく分かりません。 磁気圏活動も、現状程度だと思います。 放射線帯高エネルギー電子も高い状態が続いています。 衛星の運用では引き続き注意が必要でしょう。 太陽はたいへん穏やかです。 黒点は今日も見られません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像。12日10時(世界時12日1時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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