宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/13 12:33 更新 560km/秒の高速太陽風が続いています。北半球に新しい周期の磁場領域が現れています。 担当 篠原 今日も高速の太陽風が続いています。 昨日から560km/秒でほぼ安定した高速風が続いています。 太陽風の磁場強度も、5nTを保っています。 今周期もこのまま、500km/秒台の太陽風が数日間続きそうに思います。 磁場の南北成分は、ACEの図の前半で南寄り、中盤以降は北寄りに変わっています。 このため、AE指数を見ると、前半でオーロラ活動が発生し、後半は静穏になっています。 前半の活動は、500〜700nTと中規模でした。 今後も、太陽風磁場の南北成分の向きによって、 再び活発化したり、静穏になったりするでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の北東(左上)寄りに、明るく光っている領域があります。 黒点にはなっていませんが、磁場の順番を見ると、 新しい24活動周期の性質を持った領域です。 こうやって、次第に新しい周期の顔が普通に見られるようになるのです。 太陽のフレア活動はたいへん穏やかです。 放射線帯高エネルギー電子は、磁気圏活動の影響でやや減少しています。 ちょうど10,0000の線を割るか割らないかというところです。 もうしばらく様子を見る必要があります。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像。13日12時(世界時13日3時) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽面の磁場。EIT195で北東(左上)に明るく見えている部分の磁場は、[白 黒]と新しい活動周期の向きです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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