宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/ 2 10:03 更新 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。コロナホールが太陽の中心に達しています。 担当 篠原 放射線帯以外は穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、通常レベルの400km/秒で安定しています。 磁場強度も4nTくらいで、普通の強さです。 このため、磁気圏内も静穏な状態です。 AE指数では、前半に小さな変化が見られる程度で、目立った変化はありません。 穏やかな状態は、明後日、4月4日まで続きそうです。 4日の遅くか、5日に入った頃から、次の太陽風の乱れがやって来るでしょう。 27日周期の図を見て下さい。 前周期の3月8-9日に始まっている高速風の回帰です。 この時は、3月8日に太陽風磁場が大きく乱れ、 翌9日くらいから本格的な速度の上昇が始まっています。 今回、この変化が繰り返されるかどうか分かりませんが、 タイミングとしてはこのくらいから太陽風の乱れがやってくるでしょう。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心部に達しています。 太陽から地球へ向かって吹き出している速度の高い風が、 これから3日ほどかけて地球までやって来ます。 カウントダウンの始まりです。 4日の夜以降は、オーロラ活動も期待できます。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルが続いています。 このまま4日まで警戒状態が続くでしょう。 高速風の到来によって磁気圏が乱されると、放射線帯は大きく減少します。 一旦下がるもののその後上昇するので、引き続いて注意が必要です。 太陽の黒点群は、どんどん小さくなっています。 989黒点群が消え、987, 988群のふたつになってしまいました。 フレア活動もなく、太陽は静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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