宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 3/23 11:18 更新 速度440km/秒の太陽風で、宇宙天気は穏やかです。 担当 篠原 400km/秒台中盤の太陽風が続いています。 落ち着きはしましたが、低速風になるほどではなさそうです。 磁場強度も、5nTから8nTくらいに強まったりして、 普通と言える範囲ですが、やや高めで安定しています。 磁気圏のオーロラ活動は、小さなものが発生している程度で、 かなり静かです。 シベリア磁場データで3日間の変化を見ると、どれも小さな変化ですが、 その中でも、一段と静かになっていることが読み取れます。 こんな感じで、25日まで、宇宙天気は基本的に穏やかに過ぎて行くでしょう。 そして、26日から次の太陽風の乱れがやってきます。 SOHO EIT195では、小さなコロナホールが、ちょうど太陽のまん中に来ています。 3日後に高速風開始というのは、妥当なところでしょう。 そのコロナホールから、東側に向かって次の大きなコロナホールが広がっています。 ここが太陽の中心に来るまで3日、それから風が地球に来るのに3日と見積もると、 高速風のピークは29日頃になりそうです。 27日周期の図で考えると、前回のピークの回帰は28日と見込まれます。 さて、実際にはどうなるでしょうか。 太陽は黒点はなく、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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