宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 3/19 10:06 更新 480km/秒のやや速い太陽風が吹いています。小規模のオーロラが見られています。 担当 篠原 太陽風の速度は完全には下がらず、480km/秒とやや高めの状態で落ち着いています。 この期間は、前周期には小さな速度の山が見られたのですが、 その影響が現在も残っているのかもしれません。 磁場強度は5nTを割って、やや弱まっています。 小規模ながら、AE指数で300nT前後のオーロラ活動が続いています。 太陽風の磁場はあまり南向きになっている印象ではありませんが、 速度が高めなので、影響が及びやすくなっているのかもしれません。 この後も、太陽風は400km/秒台を保ち、比較的穏やかな状態が続くでしょう。 27日周期の様子では、300km/秒台の低速風までは下がらないかもしれません。 速度がそこそこあるため、オーロラも小規模な活動がぽつぽつと続く可能性があります。 前周期も、全く静かになるということはなく、 AE指数で300nT前後の変化が、毎日見られているという状況でした。 北半球のオーロラ観望は終わりが近づいていますから、 小さな活動も見逃さずにお楽しみください。 次の高速風は、3月25-26日頃から始まると思われます。 そのコロナホールはまだはっきりとは見えていません。 放射線帯高エネルギー電子は、一段レベルを下げています。 まだ、高めの状態ですが、警戒ラインの10,000は割っています。 もうしばらく、様子を見たいところです。 太陽は黒点はなく、とても静穏です。 こちらも、なかなか次の活動の山へ向かいません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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