宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 3/20 10:57 更新 太陽風は、500km/秒前後と高速状態です。オーロラ活動も見られています。 担当 篠原 太陽風の速度は少し上がって、480〜520km/秒で推移しています。 18日に、地球は高速風を抜け出したと書きましたが、 その後もずるずると、高めの速度が続いています。 SOHO EIT195の太陽写真を見ると、コロナホールは南極側に大きく広がっているだけです。 ここからの影響がずっと続いているのでしょうか。 太陽風の磁場強度(ACEの白線)は、5nTと普通の強さです。 南北成分(赤線)は、図の前半は北向き(プラス)、後半は南向き(マイナス)に偏っています。 AE指数を見ると、この影響がはっきり見えています。 AE指数の前半は、変化が全く見られず、 後半になると700nTくらいの中規模のオーロラ活動が続いています。 太陽風の速度はほとんど変わっていませんから、 AE指数のこの違いは、磁場の南北成分によって、 オーロラのスイッチが入ったか切れたかによるものです。 太陽風は、この後も400km/秒台で安定した状態が続きそうです。 細かく見ると、次第に下がって行く方向にあるでしょう。 25日くらいまでは、基本的には穏やかに過ぎて行きます。 25-26日くらいから、次の太陽風の乱れがやって来ますが、 その発生源のコロナホールが、SOHO EIT195の太陽の東側(左側)に姿を見せ始めています。 まだ、先頭の一部が見えているだけです。 放射線帯高エネルギー電子は、また少し下がっています。 このまま、次の高速風までは穏やかでしょう。 太陽はとても静穏です。 黒点は見られません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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