宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 3/18 09:43 更新 太陽風の速度は460km/秒に下がり、地球は高速風領域を抜け出した様です。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの黄色線)は下がり続け、現在は460km/秒です。 地球は高速風領域を抜け出し、太陽風は普段の状態に戻りつつあります。 磁場強度(白線)、密度(橙色線)を見ると、この半日ほどやや強まる方向に向かっています。 磁場強度は5nT、密度は10個/cm^3近くまで上がっています。 たいした変化ではありませんが、前周期(27日周期の図を参照)の2月18日頃に見られた様な、 太陽風速度の小さな盛り上がりがやって来たりするのでしょうか。 高速風が終わるとともに、磁気圏のオーロラ活動はすっかり弱まっています。 AE指数では、300nTの小規模の変化がぽつんとひとつあるだけで、他はほとんど平坦です。 この後も、オーロラ活動は基本的には穏やかでしょう。 さて、この10日間ほど活発だった宇宙天気も一段落着いて、 これから1週間ほど静かな期間が続きます。 太陽風の速度は400km/秒台で推移し、磁気圏も概ね静穏でしょう。 次の太陽風の乱れは、3月25-26日頃からと予想されます。 27日周期の図では、2月27-28日から始まる変化です。 まだ少し先のことなので、掲載の27日周期の図では、やっと始まりが見えている程度です。 発生源のコロナホールも、もう2-3日しないと見えて来ません。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルを保っています。 昨日から強さはほとんど変わっていません。 警戒状態が続いています。 太陽では、986黒点群は消えた様です。 X線のグラフはとても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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