宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 3/13 09:58 更新 600km/秒台前半に下がりましたが、高速の太陽風は続いています。オーロラ活動も続いています。 担当 篠原 太陽風の速度はやや下がり、650km/秒弱くらいになっています。 速度としては依然かなり高い値ですので、注意して下さい。 高速風領域として後半に入ってきたということだと思いますが、 磁場強度はまだ4nTを保っているので、 高速風がすぐに終わり始めるということでもないだろうと思います。 オーロラは活動的な状態が続いています。 AE指数では、700nTくらいの中規模変動を含めて、4〜5回くらい活発な動きがあったようです。 その一部は、アラスカのライブカメラでも見えていたのですが、 現地が曇り気味で、見え方としては物足りない印象でした。 AE指数の変化の様子は、次第に小さくなっています。 これから速度が下がり、磁場強度が弱まってくると、 それにつれてオーロラの変化も弱まって行くでしょう。 27日周期の図から考えると、高速風は、ひとまず明後日くらいまでと見られます。 前周期では、それに続いて、もう3日ほど小さな速度の山が来ていました(2月18-20日)。 今回はどうなるでしょうか。 来週の注目点でしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、少し上昇しています。 警戒レベルにしっかり入って来ましたので、衛星の運用などでは注意が必要です。 この高いレベルは、しばらく続くでしょう。 太陽は無黒点です。 985黒点群が見えなくなり、X線のグラフは静かになりました。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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