宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/20 09:10 更新 600km/秒前後の高速太陽風が続いています。オーロラも活発に続いています 担当 篠原 速度の高い太陽風が続いています。 昨日のニュース以降も、600〜620km/秒のかなり高い速度が続いていました。 今朝になって580km/秒へ下がっていますが、下がり幅はまだ小さなものです。 太陽風の磁場強度は4nTで、普通の強さです。 その中で、南北成分が南北に+4nTから-4nTまで、いっぱいに振れている印象です。 このため、活発なオーロラ活動が続いています。 AE指数を見ると、700nT規模のオーロラ変動が何度も起こっています。 磁気圏活動を起こす効率が、なかなか高い高速風です。 この高速風がいつまで続くかですが、前周期とは顔が変わっているので検討が必要です。 SOHO EIT195の太陽写真では、太陽の北半球側の淡いコロナホールは、 まだ、太陽の中心を通過した程度です。 すると、もう3日くらいは影響が続くのかもしれません。 27日周期の図では、前周期の1月25日にも、小さな太陽風の乱れがあります。 これが回帰すると考えると、 こちらからも、もう2〜3日程度の太陽風の乱れが予想されます。 これから太陽風がどのように変化して行くのか、 いろいろ予想しながら観察してみてください。 放射線帯の高エネルギー電子は、一旦下がったものの、 そのままやや高めのレベルを保っています。 更に上がる様だと警戒ラインに達しますが、どうなるでしょうか。 少し勢いが足りない様にも見えます。 太陽は無黒点のままで、とても静穏です。 今から出国して、インドネシアに向かうところです。 現地のネットワーク環境の関係で、明日以降は更新が不定期になります。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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