宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/16 13:06 更新 640km/秒の高速太陽風が続いています。この強い風も明日くらいまででしょう。 担当 篠原 高い速度の太陽風が続いています。 現在も、太陽風の速度は640km/秒でほとんど安定しています。 2月10日に始まって以来、ほぼ6日が経過しています。 長い期間続いている高速風ですが、そろそろ終わりが近づいています。 27日周期で予想すると、明日には600km/秒を割り、 明後日くらいには高速風も終わりになりそうです。 ACEの太陽風データでは、磁場強度が若干下がって、4nTを割りつつあります。 磁場強度の低下は、高速風が後半に入っていることを示すものです。 今後の太陽風の変化に注目してください。 磁気圏のオーロラ活動は、依然活発に続いています。 昨日も、500〜800nTの中規模活動が、AE指数の図の前半に発生しています。 後半見られなくなったのは、太陽風磁場が北寄り(赤線がプラス寄り)になったためでしょう。 速度はまだたいへん高い状態を保っていますので、 磁場が南寄りになれば、活発なオーロラ活動が期待できます。 ただし、磁場強度が次第に減少しつつあること、今後、速度の低下が見込まれることから、 明日以降は磁気圏も次第に穏やかになっていくでしょう。 その後は、1週間程度静かな日が続きます。 放射線帯高エネルギー電子は、やや下がり、ひとまず警戒ラインを割っています。 まだ、高めの状態が続きますが、警戒度は日ごとに下がって行くでしょう。 太陽はとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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