宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/15 10:06 更新 650km/秒と高めの高速風が吹き続いています。オーロラ活動も続いています。 担当 篠原 快調に高速太陽風が続いています。 昨日のニュースから現在まで、650km/秒とかなり高い速度が安定して続いています。 磁場強度も5nTを保っており、まだ弱まる様子はありません。 磁気圏のオーロラ活動も活発に続いています。 昨日は1000nTくらいの中規模活動が2回発生しています。 ただ、これ以前と比べると、オーロラ活動の発生頻度が減った様に感じます。 それは、太陽風磁場の南北成分(ACEの赤線)が、 やや北寄り(プラス方向)の傾向になっているためでしょう。 それでも、太陽風の速度がとても高いですから、 ある程度南を向けば、比較的規模の大きなオーロラが発生しています。 高速太陽風は折り返しを過ぎ、後半に入っています。 27日周期の図では、2月18日くらいまでと予想されます。 今日を含めてあと3〜4日というところです。 SOHO EIT195でも、コロナホールは次第に太陽の西端(右端)に近づいています。 今後、オーロラの活動は次第に弱まって行きますから、 ライブカメラを楽しむのも今のうちです。 この高速風が過ぎた後は、10日くらい静かな日が続きます。 放射線帯の高エネルギー電子は、わずかですが減少の傾向が始まっています。 強度も、警戒ラインぎりぎりというところで、 今回の高速風では、それほど大きな増加にはなりませんでした。 太陽は無黒点で、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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