宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/18 11:05 更新 太陽風の速度は500km/秒を割り、地球は高速風領域を抜け出しつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度はどんどん下がって、今日に入った頃に500km/秒を割りました。 高速太陽風は終わりを迎えています。 現在の太陽風は、速度470km/秒、磁場強度3〜4nTです。 27日周期の図を見てください。 高速風領域の終わりの変化は、だいたい前周期と同じタイミングで見られています。 このまま400km/秒近くまで速度が下がり、穏やかな太陽風が始まるでしょう。 3日ほど経って、21日くらいに小さな乱れがやって来るかもしれません。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真で、北半球側(上側)のまん中あたりに見える、 淡いコロナホールの影響が、その頃に多少見られるのではないかと思います。 27日周期の図で、1月25日に見られている変化が回帰してくるだろうという予想です。 磁気圏もだいぶ静かになって来ました。 昨日のAE指数は、小規模の変化が2つ見えていますが、その他は全く平坦です。 シベリアの磁場データで、3日間の変化を追うと、 大・中・小と、日毎に変化の大きさが小さくなっているのがよく分かります。 太陽風の速度が下がりましたので、今後のオーロラ活動は一段と穏やかになるでしょう。 次の高速太陽風がやってくるまで、10日間ほどは、 だいたい静かに過ぎて行くと思います。 放射線帯の高エネルギー電子は、高めのレベルを保っています。 ゆっくり減って行きますので、もうしばらく注意が必要です。 太陽はとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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