宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/13 10:04 更新 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発に発生しています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 速度は少し落ち着いて、700km/秒から600km/秒くらいに下がりました。 といっても、速度としてはまだかなり高く、元気のよい高速太陽風が続いています。 磁気圏のオーロラ活動も活発に続いています。 AE指数では、図のまん中あたりで500〜800nTの中規模活動が、 約8時間にわたって観測されています。 参考のためACEの図に戻ると、こちらの図のまん中あたりでは、 磁場の南北成分(赤線)が、南側(マイナス側)に偏っています。 この影響が地球のオーロラ活動として現れたのです。 シベリア磁場データを見ると、図の初めから最後まで活発な変動が続いています。 高速風が始まってこの3日間、オーロラ活動が続いていることがよく分かります。 27日周期の図を見てください。 長かった前周期の高速風の様子と見比べると、 ようやく高速風領域の中盤に入ったくらいです。 前周期のままだとすると、全体で8〜9日間にわたる高速風ですから、 まだまだ先は長く、活発なオーロラ活動も続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、もう一段上昇して、10,000の警戒レベルに達しています。 衛星の運用などで注意が必要な状態です。 高速風が続いていますので、今後の変化にも注目して下さい。 太陽のフレア活動は、とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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