宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 2/ 3 12:29 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。 担当 篠原 引き続き高速の太陽風が続いています。 速度は600km/秒でほとんど一定しています。 磁場強度も5nTを保っています。 磁気圏のオーロラ活動も活発に続いています。 AE指数では、400nTから800nTくらいの中規模の変動が頻繁に見られています。 磁場の南北成分は、比較的短い時間南を向くような変化ですが、 速度がかなり高いので、オーロラ活動が起こりやすくなっている様です。 27日周期の図で見ると、現在、高速風は中間部にさしかかっています。 太陽風の磁場強度が、まだ弱まり始めていないことからも、 現在の高速状態がこのまま続きそうです。 高速の太陽風は6日くらいまで続くと予想されます。 オーロラ活動も、明日くらいまでは活発に見られるのではないでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子が、一気に数を増やしています。 青線のGOES11は、警戒レベルの10,000に達しました。 GOES12(赤線)は、まだそこまでは増加していません。 高速太陽風が続いていることから、このまま増加を続ける可能性が高いです。 衛星の運用などでは、注意が必要な状態になっています。 太陽では、982黒点群は小さくなっているようです。 今日の写真では、ほとんど見つけることができません。 X線の強度は低く、とても静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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