宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/31 10:17 更新 太陽風は低速になり(340km/秒)、とても穏やかです。これから、高速太陽風がやってきます。 担当 篠原 太陽風は、速度が340km/秒に下がり、一段と穏やかになっています。 磁場強度も4nTを下回って、弱めになっています。 磁気圏もとても静かです。 AE指数、シベリア磁場データともに全く変化がありません。 この静かな風も、今日まででしょう。 この後、コロナホールからやって来る、高速の太陽風が始まります。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、 そのコロナホールが、ちょうどまん中に広がっています。 高速風の始まりでは、磁場強度(白線)、プラズマ密度(橙色線)の上昇が先にやって来ます。 ACEデータの変化に注目してください。 前周期と同じタイミングで回帰するなら、明日の朝になるでしょう。 これは、早まったり、遅くなったりしますので、注意してください。 そして、乱れは6日くらい続きそうです。 その後2日ほど休んで、また次の高速太陽風がやってきます。 こちらも1週間以上続くので、全体で考えると、これから半月程度乱れた日が続きます。 オーロラの活動も活発になると予想されます。 月もないことですし、観望に適した期間となるでしょう。 太陽の活動もとても静かです。 982黒点群は少し大きくなりましたが、規模としては小さいままです。 目立ったフレア活動もありません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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