宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/29 10:25 更新 太陽風、磁気圏は静穏です。コロナホールが太陽の中心を通過しています。 担当 篠原 太陽風は、速度400km/秒(黄色線)、磁場強度5nT(白線)と平均的な状態です。 ただ、プラズマの密度(橙色線)が、29日2時(世界時28日17時)頃から増加して、 それまでの1個/cm^3から、10個/cm^3へ変化しています。 まだ高速太陽風が来るには早いと思われるのですが、 この変化が太陽風の変化につながるのか、少し注目してみたいところです。 磁気圏の活動は概ね静穏でした。 AE指数では、小規模のオーロラ活動がひとつ見えるだけで、 その他の時間帯はとても穏やかです。 明日、30日までは、このまま穏やかに過ぎて行くと思われます。 2月1日か、やや早まれば1月31日くらいから、高速の太陽風がやってきます。 その発生源であるコロナホールが、太陽面の中心から東端(左端)に向かって、 赤道沿いに長く伸びています(SOHO EIT195)。 この高速風は、1月5日に始まったものの回帰ですが、 前周期は、高速状態が6日にわたって続き、600km/秒台の高い速度も3日半続いています。 オーロラの活動も活発化するでしょう。 また、この高速風の後に、すぐ次の高速風がやってきます。 こちらも10日近く続く、長い乱れです。 太陽は無黒点で、静穏です。 980黒点群があった場所は、白斑が残っているだけで、 黒点はありませんでした。 無黒点の日が続きます。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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