宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/28 10:28 更新 太陽風は400km/秒で、穏やかです。小さな磁気圏活動が見られています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒前後に下がり、穏やかな風になっています。 磁場強度も5nTと、普通のレベルです。 磁場の南北成分が弱い南寄りになっていて、 弱いオーロラ活動を連続的に起こしている様です。 AE指数で、100〜200nTくらいの小さな変化が半日ほど続いています。 磁場南寄りの傾向が続く間、現在の様な小規模活動が見られるでしょう。 太陽風は普通の状態にあるので、磁気圏は基本的には穏やかな状態を保つでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールが太陽の中心線に達しつつあります。 赤道に沿って、東端(左端)から中心付近まで淡い影が見えています。 コロナホールとしては、淡いほうだと思いますが、 27日前のEIT195の写真(ちょうどお正月です)と比較すると、 これでも前回より濃くなっています。 コロナホールが太陽の中心に達すると、3日後くらいから太陽風の速度が上昇します。 今日から3日後だと考えると、1月31日になります。 一方、27日周期の図で前回の高速風の回帰を予想すると、2月1日です。 どちらに近い結果となるでしょうか。 回帰が1日程度前後することは普通にありますし、 コロナホールの見え方が変化していることもあるので、 31日以降の変化に注目してください。 太陽は無黒点のままです。 黒点写真に980黒点群の数字が出ていますが、これは前周期の情報が残っているためです。 980黒点群がまだ残っていれば、この辺りに見えるはずです。 SOHOの現在の写真では、黒点は見えていません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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