宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2008/ 1/25 10:05 更新 穏やかな太陽風ですが、南向き磁場の影響で、小規模の磁気圏活動が起こっています。 担当 篠原 比較的穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風は、速度420km/秒、磁場強度5nTと通常の状態を保っています。 磁場の南北成分が弱い南寄りになっていて、 -2nT前後の状態が長い時間続いています。 そのためでしょう、AE指数でも、200〜300nTの弱い変化が長く見られています。 小規模のオーロラが見られていたのかもしれません。 まだ1週間くらい、太陽風、磁気圏は基本的に穏やかな状態が続きます。 SOHO EIT195には、高速太陽風の発生源となるコロナホールは見られません。 もう数日すると、次のコロナホールが姿を見せるでしょう。 小さな磁気圏活動の影響でしょうか、放射線帯の高エネルギー電子は、 減少のスピードをやや速めています。 10,000のラインからはだいぶ離れて来ました。 太陽はとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|