宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/24 10:16 更新 穏やかな太陽風、磁気圏です。小規模のCMEが起こっています。 担当 篠原 太陽でゆっくりとしたCME(太陽ガスの放出現象)が見られています。 SOHO LASCO C3の動画を掲載します。 太陽の南側(下)に向かって、白いガスが吹き出しています。 太陽の反対側で発生した現象だろうと見られています。 地球への影響はありません。 高速風領域を抜け出して、太陽風は落ち着いています。 速度は430km/秒、磁場強度は4nTと、どちらも普通の状態です。 この期間は、前周期に小さな乱れが見られたのですが、 今のところ、それに対応する変化は見られません。 磁気圏も静かな状態で、 シベリア磁場データに小さな変動がいくらか見えている程度です。 今日、明日と、現在の様な状態が続き、 その後、太陽風は400km/秒を割って、低速風へ移行するのではないかと予想されます。 月末まで、静かな宇宙天気が続きます。 放射線帯の高エネルギー電子は、目立った変化は見られません。 まだやや高めのレベルにありますが、ゆっくりと減少する方向です。 太陽には黒点は見られず、全く静穏です。 東側から黒点が上がって来る気配も見られません。 SOHO LASCO C3カメラによる、1月23日のCME。南に向かってゆっくり飛び出しています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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