宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/20 12:20 更新 600km/秒台の高速太陽風が続いています。前周期よりも、高速風領域が広がっています。 担当 篠原 昨日の予想に反して、太陽風は600〜650km/秒の高速風が続いています。 27日周期の図で、前回の変化と比較してください。 現在の時点で、既に1日分は高速状態が長引いています。 SOHO EIT195の写真の、南極に向かって伸びているコロナホールの影響が、 地球まで届いているのでしょうか。 今日の写真では、コロナホールはもう南半球の高緯度側にしか残っていません。 地球への影響は次第に弱まって行くと思われますが、 この後、どのくらいまで高速風が残るのか興味が持たれます。 高いレベルの高速風が続き、オーロラ活動も活発さを保っています。 昨日のAE指数は、500nTを超える中規模の変動が全体的に見られ、 むしろ活発さを取り戻しています。 シベリア磁場データでも、TIKの変動が活発で、 TIKのその前のデータがないので、単純な比較は難しいですが、 昨日の活動度の高さが感じられます。 この後、どこまで高速風が続くのか、ACEのデータに注目して下さい。 磁場強度が4nTと完全に弱まってはいないので、もうしばらくがんばるかもしれません。 オーロラライブカメラも、引き続き楽しめそうです。 高速風が続いているため、放射線帯の高エネルギー電子が微増しています。 再び10,000のラインに到達しました。 しばらく、警戒レベル前後の状態が続くでしょう。 太陽は無黒点で、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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