宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/16 10:19 更新 高速の太陽風が続いています(650km/秒)。オーロラ活動も続いています。 担当 篠原 太陽の新しい活動周期の始まりを告げる小さな黒点が、1月4日に出現しました。 その時のSOHOの写真をまとめましたので、ご覧下さい。 Happy New Solar Cycle !! 高い速度の太陽風が続いています。 昨日の700km/秒からは少し下がりましたが、650km/秒とかなり高い速度を維持しています。 磁場強度も5nTのレベルを保っています。 強くはありませんが、高速風の後半に見られる強度の弱まりは始まっておらず、 高速太陽風がまだまだ続くことを感じさせます。 AE指数では、500nT弱くらいの活動が断続的に発生しています。 オーロラは活発に続いていますが、少しずつ規模が小さくなっている印象です。 太陽風の速度は高いのですが、磁場の南向きが少しずつ小幅になってきているためでしょう。 高速太陽風は、もう4日ほど続くと予想されます。 SOHO EIT195では、コロナホールの最後の部分が太陽の中心を通り過ぎているところです。 この辺りは、コロナホールが低緯度側にせり出し、濃くも見えているところなので、 高速太陽風がもう一度勢いを強めるかもしれません。 27日周期の図で予想すると、19日か20日頃に太陽風は通常の状態に戻りそうです。 その後は、穏やかな太陽風がしばらく続きます。 前周期と同様の場合、今月いっぱいは静穏のままになるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、増加のペースが弱まりました。 この勢いだと、10,000の線には達するかどうかというところでしょう。 今後、激しく増加するということはないと思います。 太陽は無黒点で、全く静穏です。 SOHO EIT195では、明るい領域は全く見られず、 東から黒点が上って来るような気配もありません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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