宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/15 10:03 更新 太陽風の速度は700km/秒に達し、激しいオーロラも見られています。 担当 篠原 今年に入ってすぐ、1月4日に新しい太陽の活動周期(第24期)の黒点群が出現しました。 その時の写真をまとめたページを作りましたので、ご覧下さい。 11年に一度のおめでたい年の初めです。 Happy New Solar Cycle !! 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に更に上昇しました。 14日14時(世界時14日5時)に650km/秒へ、 14日22時(世界時14日13時)には700km/秒に達しています。 コロナホール起源の高速風としては、かなり高い速度になっています。 27日周期の図で、前周期と変化を比べてください。 今回の立ち上がりは、段階を追う様な上昇をしていますが、 とうとう前回と同じたいへん高い速度に到達しました。 磁場強度は現在も5nTを保っています。 高速風は、中盤のまだまだ勢いのあるところです。 前周期同様、現在の高いレベルの速度がまだまだ続きそうです。 高速風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。 AE指数では、1500nTに達する激しい変化が起こりました。 ただ、太陽風のデータでは、磁場の強い南向きなどの大きな要因が見られず、 どうしてここだけこれほど大きな変化になったのか、興味が持たれます。 その他の時間帯は、500nTくらいの中規模変動が連続的に見られています。 それほど激しい活動ではありませんが、 途切れることなく、にぎやかなオーロラが見られたのではないでしょうか。 SOHO EIT195の太陽写真では、コロナホールの後半部がちょうど太陽の中心に見えています。 今、ここから吹き出している風がやってくるのが3日後です。 高速風と活発なオーロラは、3〜4日は十分続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子が上昇を始めました。 まだ、10,000には上がっていませんが、明日以降の変化が注目されます。 衛星の運用ではしばらく注意が必要となるでしょう。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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