宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/18 09:20 更新 速度の高い太陽風が続いています(620km/秒)。しかし、高速風帯もそろそろ終盤です。 担当 篠原 高速太陽風ががんばっています。 昨日は、お昼頃に速度が600km/秒を割り、560km/秒近くまで下がったのですが、 夜になって盛り返し、再び600km/秒台を回復しています。 現在は、速度が620km/秒。 磁場強度は5nTで、こちらもまだ下がらずにいます。 このまま、明日までは高速風が続きそうです。 高速風に伴って、オーロラも活動的に続いています。 AE指数では、500nTの中規模の活動が、 図の中央と、最新の部分にも見られています。 速度が600km/秒前後を保っているので、磁気圏へのエネルギーの流れ込みも活発です。 約1週間に渡って続いている今回の高速太陽風も、そろそろ終わりを迎えます。 SOHO EIT195の太陽写真を見ると、大きく広がっていたコロナホールが、 西側(右側)に遠ざかりつつあります。 ここから地球へ向かって最後に吹き出した高速の風が、 今、地球にやって来ているのです。 明日いっぱいくらでその影響は終わり、その後穏やかな太陽風が始まります。 2週間くらい、静かな宇宙天気が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、2つの衛星がぴったりと10,000の線に達しています。 しかし、増加はほぼ止まっており、今後は次第に減少に向かうと思われます。 太陽はとても穏やかです。 X線の強度はとても低く、SOHO EIT195では、明るい領域は全く見られません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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