宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/14 11:06 更新 550km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラも活動的です。 担当 篠原 速度550km/秒の高速太陽風が続いています。 昨日からの変化を追うと、一旦450km/秒に下がって、再び550km/秒に上がりました。 前周期と比べると、上がり方に勢いがなくなっている様です。 磁場強度は、7nTでやや強めのままです。 このため、まだ速度は上昇を続ける可能性があります。 SOHO EIT195の太陽写真では、コロナホールが西半球にせり出してきました。 高速風の本体はこれからやって来ます。 前周期の最高速度は、700km/秒を超えていたことからも、 引き続き太陽風速度の上昇に注意が必要でしょう。 また、高速太陽風は、20日頃まで続くと予想されます。 磁気圏のオーロラ活動も活発に発生しています。 AE指数では、500-700nTくらいの中規模の変化が見られていました。 今後も同レベルの変動が期待されます。 高速風領域では、中盤を過ぎると太陽風の磁場強度が5nTを切って弱まって行きます。 それまでが活発なオーロラを見るチャンスの期間です。 磁場強度が下がって来ると、速度が高くてもオーロラは弱まって行きます。 放射線帯の高エネルギー電子は、まだレベルを下げ続けています。 今後、増加に転じる可能性が高いので、 高速風の間は注意が必要です。 太陽は黒点もなく、穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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