宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/12 13:55 更新 太陽風は通常の状態で安定しています。明日くらいから高速風が始まります。 担当 篠原 太陽風は、速度400km/秒、磁場強度4nTと、普通の状態で安定しています。 磁気圏も概ね静穏で、AE指数には小さな変化が見えている程度です。 今日いっぱいは、このまま穏やかに過ぎて行くでしょう。 明日、13日くらいから再び高速の太陽風がやって来そうなのですが、 今日のSOHO EIT195の写真(左)を、27日前の写真(右)と比較すると、 コロナホールの右側への広がりが、やや縮まっているように見えます。 すると、太陽風の乱れは前周期よりも遅れてやって来るかもしれません。 (その一方、濃さが増しているので、風は強まるかもしれません) 明日以降、どのタイミングで太陽風の乱れがやって来るか、 ACEの太陽風データに注目してください。 高速風がやって来ると、初めに太陽風の磁場強度が強まります。 それにやや遅れるように、速度が上昇して行きます。 磁場強度が強まったところで大きく南向きに変化すると、オーロラが活発に発生します。 今度の高速風は、前周期も活発にオーロラを起こした実績があります。 今回はどうなるでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 高速風が来るまで、このまま高いレベルが続きます。 太陽はとても静穏です。 黒点は見られません。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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