宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/ 4 10:06 更新 太陽風は一段と低速になり、磁気圏も穏やかです。コロナホールが太陽の中心に達しています。 担当 篠原 2日の夕方に、長時間型のC1フレアを起こした980黒点群ですが、 その後、活動は穏やかになっています。 X線の強度はだいぶ下がってきましたし、 可視光写真でも、黒点の姿はほとんど見えなくなっています。 むしろ、白斑の白い筋が目立っています。 もう、それほど大きなフレアを起こすことはなさそうです。 そして、SOHO EIT195の写真で、 980黒点群に続いて太陽の東端に見えている明るい領域ですが、 STEREOで先回りして見てみると、規模はより小さいものでした。 ここには、黒点は見られないのではないでしょうか。 太陽風は、かなり低速の状態になっています。 速度は一段と低下して、300km/秒を切ったところです。 磁場強度は2nTまで弱まっています。 磁気圏はとても穏やかで、AE指数、シベリアともに、全く変化が見られません。 今日、明日は、このまま静かに過ぎて行くでしょう。 SOHO EIT195によると、コロナホールがいよいよ太陽の中心線に達した様です。 これから、約3日後に高速の太陽風が地球へやって来ると考えられます。 日本時間で、7日の始めくらいでしょうか。 27日周期の図で前回を振り返ると、 この時は、高速風の1日ほど前から(12月10日)太陽風磁場の強まりが発生していました。 今回、これが繰り返されるかどうかはまだ分かりませんが、 その場合は、1月6日から太陽風の乱れが始まることになります。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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