宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/30 11:39 更新 穏やかな宇宙天気が続いています。年明けにかけて、静かに過ぎて行くでしょう。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は380km/秒とやや遅めで安定しています。 磁場強度は3〜5nTと普通の強さで、 南北成分もせいぜい-2nTの弱い南向きになる程度です。 このため、磁気圏はとても静かです。 AE指数にはほとんど変化がありませんし、 シベリアの磁場データも、3日間真っ平らです。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真は、一面のっぺりとしていて、 暗いコロナホールや、明るい活動領域などの構造は見られません。 しばらくは、平穏な太陽風が吹き続けるだけでしょう。 従って、静かな状態は、年明けにかけてこのまま続き、 のんびりとした年末年始となりそうです。 太陽は無黒点で、こちらもたいへん穏やかです。 先日書いた様に、太陽面の磁場の反転が見られましたが、 その後は目立った変化はなく、 中緯度域での黒点の出現など、はっきりした11年周期の移り変わりは、 来年になってからとなります。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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