宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/ 1 10:38 更新 新しい活動領域が東端から近づいています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 明けましておめでとうございます。 2008年も宇宙天気ニュースをよろしくお願いします。 新年早々、システムのトラブルで、半日ほど昔の記事が最新記事として掲載されていました。 申し訳ありませんでした。 先日記事に書いた様に、 太陽では新しい活動周期が始まったのではないかと見られます。 お正月特別ページとして、少し詳しくまとめてみましたので、どうぞご覧下さい。 新しい太陽周期の始まりか? 太陽では、東端から活動的な領域が次第に近づいています。 SOHO EIT195の写真では、少しずつその姿が見えて来ています。 X線のグラフを見ると、静穏時のレベルが一気に上がって、 活動的な領域が現れて来たことを示しています。 昨日以降、Cクラス以上の変化は起こっていませんが、 今後の変化が注目されます。 太陽黒点の姿は、まだ見えていません。 登場は明日くらいになるのでしょうか。 太陽風は、360km/秒前後のやや低速の風となっています。 ただ、磁場強度がやや強まっていて、5〜8nTの間で変化しています。 ACEの図の後半では、南北成分が、振幅は小さいものの南寄りになっています。 その影響でしょう、AE指数でも、後半に小振幅の変化が見えています。 太陽風の速度自体が遅めなので、変化の規模も小さく留まっています。 基本的には、太陽風、磁気圏ともにこのまま穏やかに推移して行くでしょう。 次の乱れの原因となるコロナホールが、やがて太陽の東に見えて来ると思いますが、 その様子がどうなっているか、注目されます。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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