宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 1/ 3 09:10 更新 C1.3の小規模フレアが起こりました。太陽風、磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 元日に公開しましたが、お正月特別ページを作成しています。 どうぞご覧下さい。 新しい太陽周期の始まりか? 昨日、2日17時(世界時2日8時)に、C1.3の小さな小規模フレアが発生しました。 発生場所は、太陽の東端に見える980黒点群です。 X線のグラフが、ゆっくりと立ち上がり、ゆっくりと弱まって行く、 長時間型のフレアでした。 このため、同時にCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO LASCO C3カメラの連続写真をご覧下さい。 噴き出した方向は、地球から見てほぼ真横でした。 このため、太陽風の乱れなど、地球への影響はないでしょう。 980黒点群は、黒点としては数も少なく、小さな群に見えますが、 その割に活動度が高めの様です。 SOHO EIT195のコロナ写真でも、 この領域は、明るい部分が黒点群の規模以上に広がっている印象です。 NOAAでは、今後、中規模フレアを起こす可能性もあると見ています。 そして、EIT195の写真では、980群の向こう側にも明るい領域があるように見えます。 続いて別の黒点群が上がってくるのかもしれません。 太陽風は、穏やかな状態が続いています。 速度は330km/秒で安定し、磁場強度も3nT前後でやや弱い状態です。 このため、磁気圏はかなり静穏で、 AE指数、シベリア磁場データには全く変化が見られません。 太陽風と磁気圏は、このまま、5-6日頃までは静かな日が続きそうです。 次のコロナホールは、次第に太陽の中心部へ移動しています(SOHO EIT195)。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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