宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/29 10:58 更新 太陽風の速度は下がって、400km/秒にもどりました。磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 昨日見られた太陽風速度の盛り上がりは、規模の小さなものでした。 昨夜のうちに速度は下がり始め、 既に400km/秒を割って、低速太陽風になりつつあります。 太陽風の磁場も、昨日のニュース以降、南北成分が急に小さくなって、 0nT付近で変化する様になりました。 このため、磁気圏にはほとんど影響が見られず、 AE指数、シベリア磁場データともにとても穏やかです。 この後、速度は300km/秒台に下がってしまうと思いますので、 磁気圏もこのまま穏やかに推移すると思われます。 27日周期の図を見てください。 前の周期の変化を見ると、次の大きな乱れは12月10-11日までやって来ません。 今周期に置き換えると、1月6-7日に相当します。 年末年始にかけては、たいへん穏やかな太陽風、磁気圏となるでしょう。 もちろん、昨日の様な、小規模の変化は急にやってくるかもしれません。 この点は、太陽風の長期的な変化として興味のあるところです。 ここしばらく続いている、2週間高速風、2週間低速風というパターンは いつまで続くのでしょうか。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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