宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/28 13:26 更新 太陽風の速度が上がって、やや高速になっています。 担当 篠原 小規模ですが、太陽風の速度が上昇しています。 昨日は350km/秒の低速風でしたが、 28日0時(世界時27日15時)頃からゆっくりと速度が上がり始め、 今朝、28日7時(世界時27日22時)頃に470km/秒に上がりました。 その後、6時間ほど経っていますが、現在もやや高めの速度が続いています。 27日周期の図を見ると、この変化は前周期には見られなかったものです。 太陽風の分布が少し変化している様です。 SOHO EIT195の太陽写真を見ると、 太陽の中心やや右寄りに小さなコロナホールが見えています。 あるいは、ここからの影響が見えているのでしょうか。 太陽風の速度が、これ以上上がることはないだろうと思います。 現在の速度がどこまで続くでしょうか。 AE指数を見ると、磁気圏のオーロラ活動は小さなものが断続的に見られています。 図の前半に300nTくらいの小規模の変化が発生しています。 現在、太陽風磁場の南北成分が南北にひんぱんに振れているようです。 速度が上がっていることもあり、 この影響で小規模のオーロラ活動が発生する様になるかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、一気に数を減らしています。 この後は、穏やかな状態が続くでしょう。 太陽は無黒点のままで、非常に穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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