宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/23 12:12 更新 太陽風は速度600km/秒で安定しています。小規模のオーロラ活動も続いています。 担当 篠原 速度600km/秒のまま、太陽風は高速状態を保っています。 磁場強度は4nT。 南北成分は、-3nTくらいまでですが比較的南寄りに変化しています。 そのため、磁気圏活動も連続的に発生しています。 AE指数を見ると、300〜500nTくらいの小規模変動が続いています。 北極域では、オーロラがにぎやかに見られたのではないでしょうか。 シベリア磁場データでは、3日間を通して活発な変化が記録されています。 ただ、こちらのデータでは、 ある時間帯にしか変化が見られません(世界時で13時から20時にかけて)。 これは、この観測点の地方時に関係しています。 この観測点がオーロラ電流の影響を受けやすい時間帯にいる時に、 大きな変動が記録されているのです。 太陽風は、今日いっぱいは600km/秒前後を保ちそうです。 あるいは、今周期はもう少し長く続くかもしれません。 ただ、高速風が終盤に近づいていることは確かで、 SOHO EIT195の太陽写真では、南半球のコロナホールは、 次第に西半球側に消えて行っています。 ここの影響が残るのも、もう3日程度ではないでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 警戒レベルの10000に、ちょうど達したくらいで落ち着いています。 今回は、このレベルで頭打ちとなりそうです。 やや高めの状態が、これから1週間程度続くでしょう。 太陽は無黒点で、たいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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