宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/15 11:22 更新 やや高速の太陽風が続いています(460km/秒)。大きなコロナホールが見えています。 担当 篠原 太陽風は、やや高速の状態が続いています。 昨日500km/秒を割りましたが、その後もそれほど速度が下がらず、 現在も460km/秒とやや高めの速度が続いています。 磁場強度は3nTに弱まったままです。 磁気圏活動は、概ね穏やかです。 AE指数で300nTの小規模の変化がひとつ見えていますが、その他は変化がありません。 太陽風の速度はある程度あるのですが、 磁場が弱まっているので、目立った南向きになることがないためでしょう。 この後も、明日にかけては基本的に穏やかな状態が続くでしょう。 太陽風の速度は、ゆっくりと下がって行くと思われます。 一旦、通常の速度レベルに戻って、 17日か18日から再び高速太陽風がやって来ると予想しています。 高速風の発生源であるコロナホールは、 SOHO EIT195の写真で、太陽の南半球側に大きく広がっています。 これだけ大きく広がったコロナホールを見るのは、久しぶりです。 ただ、高緯度側に広がっているので、 地球へ向けてどの程度高速風がやってくるのかは注目されます。 太陽では、978黒点群が大きな姿を見せています。 規模は縮小の方向に向かっている様です。 黒点の数、面積が減り、磁場の複雑さもβに下がっています。 ただし、X線のグラフでは、Cに届くか届かないかというレベルの、 小規模のフレア活動を起こし続けています。 引き続き、小中規模のフレアを起こす可能性は残っているようです。 このまま弱まって行くのか、活動を続けるのか、こちらも注目です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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