宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/10 --- ---
12/ 9 --- ---
12/ 8 --- ---

黒点 12/10 (NOAA)
磁場 フレア
0978 20 β ---
0979 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:40 326 -3.1
-2 h 332 +1.4
-4 h 369 +0.3
-6 h 372 +2.5
-8 h 360 -1.5
-10 h 347 -2.8
-12 h 340 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
12/10 0.5 5x10^2
12/ 9 0.6 5x10^2
12/ 8 0.6 4x10^2
12/ 7 0.6 5x10^2
12/ 6 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/12/ 5 10:23 太陽風に小規模の変化が始まっています。これから、400km/秒台まで上がりそうです。
2007/12/ 6 12:48 太陽風の速度は380km/秒まで上がりました。太陽の東からコロナホールが見えて来ました。
2007/12/ 7 12:43 978黒点群が上がって来ました。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2007/12/ 8 11:54 978黒点群の姿がよく見えるようになりました。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2007/12/ 9 11:06 新しい黒点群が出現しました。太陽風は低速(300km/秒)で、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2007/12/10 12:44 更新
低速の太陽風が続いています。これから高速太陽風がやって来るでしょう。

担当 篠原

昨日見られた太陽風の変化は、小さな規模のものでした。
速度は380km/秒まで上がりましたが、そこまでで、
現在は320km/秒と遅い風に戻っています。
磁場強度も、4nTとh普段のレベルに戻っています。

27日周期の図を見ると、結果的には前周期よりも高速風の回帰は遅れています。
前周期の変化を見ると、既に太陽風の磁場強度の強まりが本格化してもよい頃です。
昨日紹介した様に、コロナホールの規模は弱まっている様です。
高速風の到来が遅れたり、速度の山が低くなっている可能性があります。


昨日の太陽風の乱れは小さな変化でしたが、
一時的に太陽風磁場が南向きに偏った時間帯がありました。
そこで、AE指数300〜500nTくらいの小規模の磁気圏活動が発生しています。

そして、太陽風磁場の南向きが終わるとともに、活動は終わり、
磁気圏は穏やかになりました。

この後も、高速風の始まりまでは静かに過ぎ、
太陽風の乱れがやってくるとともに、オーロラなどが活発化するでしょう。
ACEの太陽風のデータに注目してください。


太陽では、978黒点群の活動度がやや上がっている様です。
B9.4の小さなフレアを起こしています。
もう少しで久しぶりのCクラスフレアでしたが、黒点群は現在も大きく、
この後にCクラスの変化を起こすかもしれません。
ただ、それ以上の活動にはならないだろうと予想されています。




SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。