宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/ 7 12:43 更新 978黒点群が上がって来ました。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽の東側から、新しい黒点群が上がって来ました。 978黒点群です。 掲載の太陽写真でも、黒い点がいくつも見えていて、 これだけの黒点群が現れたのは、久しぶりです。 GOESのX線データも、全体のレベルがやや上がっています。 しかし、フレア活動は今のところ見えていません。 まだ、上がったばかりですので、しばらく様子を見る必要がありますが、 活発な群ではなさそうです。 太陽風は、350km/秒とやや低速の状態で落ち着いてしまいました。 磁場強度も3nTとやや弱まったままで、 太陽風はこのまま穏やかな状態で、次の高速風を迎えそうです。 太陽風が穏やかになったので、磁気圏活動もとても静かです。 AE指数、シベリア磁場データともに全く変化がありません。 SOHO EIT284では、コロナホールの姿が次第にはっきり見えて来ました。 27日前の、11月10日の写真と比較してください。 コロナホールの見え方が淡くなっているようです。 規模が小さくなって来ているのかもしれません。 明日、明後日と、よりはっきりと様子が見えるようになるでしょう。 このコロナホールによる高速太陽風は、10日くらいから地球にやって来ると予想されます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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