宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/ 8 11:54 更新 978黒点群の姿がよく見えるようになりました。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 978黒点群がこちら側へ移動して、その姿がはっきりと見える様になりました。 久しぶりに黒点群らしい黒点を見たという印象です。 しかし、黒点群の活動度は低い様です。 GOESのX線のグラフは、全体のレベルはやや上がっているものの、 フレアとして取り上げるほどの変化は起こっていません。 太陽はこのまま穏やかな状態が続くでしょう。 太陽風は更に速度が下がり、300km/秒を割るほどの低速風となってしまいました。 前周期のこの時期は、400km/秒を保っていたのですが、 太陽風の分布が変わっている様です。 磁場強度も3nTと弱まったままで、このため、磁気圏はとても穏やかです。 AE指数、シベリア磁場データともに全く変化がありません。 今日も、SOHO EIT284で、現在と前周期のコロナホールの様子を比べてみましょう。 2枚の写真の、左が最新、右が27日前の太陽です。 コロナホールが明らかに淡くなっています。 今周期は12月10日くらいから高速の太陽風がやって来ると予想されますが、 その規模は弱まっているかもしれません。 週明け以降の変化に注目してください。 今週末は、太陽風は低速のままで、磁気圏も穏やかでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子のグラフでは、赤線のGOES 12のデータが止まっています。 青線のGOES 11だけが届いている様です。 レベルは下がっていて、穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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