宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/ 5 10:23 更新 太陽風に小規模の変化が始まっています。これから、400km/秒台まで上がりそうです。 担当 篠原 太陽風に変化の兆しが見えています。 今朝になって、速度と磁場強度が上がり始めました。 速度は、300km/秒から350km/秒に上がり、磁場強度は2nTから6nTに上がっています。 まだ、速度が大きく上がるということはないと思います。 参考に、27日周期の図を見てください。 前周期の11月8-11日に見られていた小規模の太陽風の変動が、 回帰してきたのだと思われます。 速度は400km/秒台に回復し、磁場の変動によって、 オーロラ活動がいくらか活発になるかもしれません。 本格的な高速風の到来は、まだ5日ほど先です。 SOHO EIT284の太陽写真では、発生源のコロナホールは見えていません。 1日分ほど先回りしている、STEREO Behindの太陽写真を、参考のために掲載します。 これを見ると、コロナホールは太陽の東側に大きく広がっている様です。 明日か明後日には、SOHO EIT284の写真でも見えるようになるでしょう。 ここまでの磁気圏活動は概ね静穏です。 太陽風磁場の南向きに伴って、AE指数で300nTくらいの小さな変動がひとつ発生しています。 その他は、全く動きはありません。 太陽風の速度、磁場の上がり方次第ですが、 これから小規模の乱れが見られるのではないでしょうか。 太陽黒点は、977群がまだ残っています。 今日の写真では、2つの点としてはっきり見えています。 また、SOHO EIT284の写真で、太陽の東端が明るくなっていますから、 ここからまた新しい黒点群が上がって来るかもしれません。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。5日9時(世界時5日0時) (c) NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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