宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/ 6 12:48 更新 太陽風の速度は380km/秒まで上がりました。太陽の東からコロナホールが見えて来ました。 担当 篠原 本日も更新が遅くなりました。 この冬の間は、月曜と木曜は昼過ぎに更新となります。 よろしくお願いします。 太陽風は、380km/秒まで速度が上がりました。 400km/秒台を回復するかと思いましたが、そこまでの上昇にはなりませんでした。 一方、磁場強度は、8nTくらいまで上がって、速度が上がりきった頃に3nTへと落ちています。 このため、速度の変化は一段落着いたと見ています。 27日周期の図によると、明日、明後日と、再び小さな乱れが発生するかもしれません。 あるいは、今周期は、今回の変化で終わりでしょうか。 太陽風の速度、磁場がやや高まりましたが、 磁場の南北成分は、もっぱら北寄りで推移しました。 このため磁気圏への影響は小さく、オーロラ活動はほとんど見られていません。 AE指数のグラフはとても静かです。 もっとも、南寄りになっていたとしても、 太陽風の変化がたいしたものではありませんので、 磁気圏の活動も小規模なものに留まっていたでしょう。 さて、SOHO EIT284の太陽写真でも、東側のコロナホールの影が見え始めました。 今日も、STEREOの写真を掲載します。 SOHOと比較すると、1日半くらい進んでいるような印象です。 こちらの写真では、コロナホールは三角形状の大きな姿を見せています。 今周期も、しっかりと高速の太陽風が地球までやって来そうです。 高速太陽風の始まりは、12月10日くらいからではないかと予想しています。 SOHO EIT284の太陽写真では、東側から明るい領域が上がって来ています。 この影響でしょう、GOESのX線のレベルが上昇しています。 ここまで上がったのは(と言っても、まだまだ低いですが)、8月末以来です。 黒点を伴った領域なのでしょうか。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。6日7時(世界時5日22時) (c) NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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