宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/12/ 3 12:48 更新 太陽風は低速で(320km/秒)、磁場強度も小さくなっています。黒点群が2つになっています。 担当 篠原 太陽面に黒点群が2つできているようです。 太陽中心付近に976群と、東側(左側)に977群です。 ただし、かなり小さいらしく、掲載の太陽写真ではほとんど分かりません。 今日1枚目のひのでのX線画像の中の、明るく光っている領域です。 規模は小さいですが、左の977群がB7クラスの小さなフレアを起こしています。 もう一歩でCクラスに届いたのですが、 もし、Cクラスに達していれば、8月24日以来の活動でした。 太陽風は、速度が340km/秒から320km/秒にもう一段下がっています。 だいぶ穏やかな風となっています。 更に、磁場強度が、4nTから1nT程度へとかなり弱まっています。 このため、磁気圏への影響は相当小さくなっています。 AE指数、シベリア磁場データとも、変化はほとんど見られません。 この穏やかな風は、ひとまず明後日くらいまで続くでしょう。 その後、小さな変化が見られるかもしれません。 もし見られた場合、それは、ひのでの太陽写真で中心付近に見えている、 淡いコロナホールの影響でしょう。 このコロナホールは、SOHO EIT284では非常に淡く、ほとんど見えていません。 (今日は、EIT284の最新の写真が得られませんでした) どのような風がやってくるでしょうか。 この点で、12月6日以降の太陽風に注目してみてください。 「ひので」による太陽のx線写真。2日19時(世界時2日10時)。 (c) 国立天文台 SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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