宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2007/12/ 2 15:00 更新 低速で穏やかな太陽風が続いています。小さな黒点が見えています。 担当 篠原 340km/秒と、速度の遅い太陽風が安定して続いています。 磁場強度も4nTで、ほぼ安定しています。 磁気圏活動はほとんど見られず、静穏です。 AE指数でグラフの前半に小さな変化がありますが、 これは、太陽風の磁場が一時的に南寄りになったために発生したものです。 その他の時間では、北寄りの傾向が続いていて、 磁気圏にエネルギーがほとんど流れ込まない状態になっています。 穏やかな太陽風な、もうしばらく続きます。 27日周期の図で考えると、12月5日まではこの調子でしょう。 6日くらいから太陽風にやや変化が見られ、 10日頃から本格的な乱れがやって来ると予想されます。 太陽に976黒点群が出現しました。 太陽の東側(左側)半分くらいのところで、写真では微かに見えています。 今回も赤道付近の出現でした。 規模はたいへん小さく、すぐにでも消えてしまいそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|