宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/29 09:55 更新 太陽風は通常の速度で、概ね穏やかです。これから低速風に変わって行くでしょう。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と通常の速さで安定しています。 磁場強度は4nTで、普段のレベルです。 磁場の南北成分を見ると、 28日20時(世界時28日11時)から29日3時(世界時28日18時)にかけて、 -2nTと振幅は小さいですが、安定して南向きが続きました。 この影響で、AE指数に連続的に500nT以下の小規模変動が発生しています。 アラスカのライブカメラでも、この時間帯にオーロラの活動を見ることができました。 さて、太陽風はこれから次第に低速風に変わって行きます。 今日から明日にかけて、300km/秒台へと下がって行くでしょう。 12月5日くらいまでは、静かに過ぎて行きます。 放射線帯の高エネルギー電子は、レベルを少し下げ、 10000のラインから離れています。 やや高めの状態は続いていますが、次第に落ち着いて行くでしょう。 太陽は無黒点のままで、非常に穏やかな状態が続いています。 最後にCクラス以上のフレアが起こったのは、8月24日で、 それから3ヶ月が経過しています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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