宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/27 --- ---
11/26 --- ---
11/25 --- ---

黒点 11/27 (NOAA)
磁場 フレア
0975 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:07 514 +0.9
-2 h 521 +0.1
-4 h 532 -0.3
-6 h 552 -0.2
-8 h 562 -0.1
-10 h 576 +0.6
-12 h 594 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -12 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^3
11/27 0.5 1x10^4
11/26 0.6 7x10^3
11/25 0.7 6x10^3
11/24 0.6 4x10^3
11/23 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/11/22 18:59 太陽風速度は、700km/秒に上がり、500km/秒に下がりました。高速風が続いています。
2007/11/23 06:47 太陽風速度が再び600km/秒に上昇しました。オーロラも活発化しています。
2007/11/24 12:24 太陽風は高速状態が続いています(550km/秒)。これからゆっくりと下がって行くでしょう。
2007/11/25 11:47 再び太陽風の速度が上昇し、630km/秒とかなり高速の状態になっています。磁気圏活動も活発です。
2007/11/26 12:37 600km/秒台の高速の太陽風が続いています。オーロラも活発に発生しています。
最新のニュース

2007/11/27 10:06 更新
高速太陽風は終盤を迎えています。速度は500km/秒で、低下が続いています。

担当 篠原

昨日の夕方、26日18時(世界時26日9時)頃から、太陽風の速度の低下が始まりました。
600km/秒からゆっくりと下がって行き、半日ほどで500km/秒に落ちています。
この後も低下を続け、明日には普通の速度に戻っているのではないでしょうか。

太陽風の磁場強度も3nTに弱まっており、高速風の終盤らいし強度になっています。

速度が下がり始めたことと、磁場強度が弱まって来たため、
磁気圏のオーロラ活動も規模が小さくなっています。
AE指数では、500nTの変化がひとつ見えるだけで、あとは小さな変化だけです。
今後は一段と穏やかになっていくでしょう。

シベリア磁場データでも、3日前、2日前と活発な変化が記録されましたが、
昨日になって、小幅の変化に収まっています。


これから、長い静穏期間の始まりです。
27日周期の図を見てください。
前周期のグラフでは、図の右端までずっと静かな太陽風が続いています。
11月9日に小さな盛り上がりが見えますが、
ここは、450km/秒まで小さく速度が上がっただけです。
この領域の今周期の様子が楽しみですが、
本格的な高速風は更にその先、11月13日からでした。

11月9日は、今周期の12月6日。
11月13日は、12月10日に相当します。
ひとまず、これから10日間ほどは穏やかに過ぎて行くでしょう。
SOHO EIT284の太陽写真ものっぺりとしていて、コロナホールは見られません。


放射線帯高エネルギー電子は、ぎりぎりで警戒レベルの10000に達しています。
明日にかけて、もう少し上がるだろうと思いますが、
大きく上昇することはないでしょう。
衛星の運用では、しばらくの間注意が必要です。

太陽黒点は975群がかろうじて残っているようです。
掲載しているSOHOの写真では判別がつきません。
SOHO EIT284で、太陽の西側(左側)に明るく光っている領域です。
太陽はとても穏やかです。




SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。