宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/23 06:47 更新 太陽風速度が再び600km/秒に上昇しました。オーロラも活発化しています。 担当 篠原 一旦、速度が500km/秒に下がった太陽風は、 今日に入って再び上昇し、600km/秒台を回復しています。 27日周期の図を見て下さい。 高速太陽風の領域は、ふたつの山を持つ新しい分布に変わっています。 速度上昇に先立って、太陽風のプラズマの密度と磁場強度が上昇していました。 特に、太陽風の磁場は、強まった後から南北成分が南を向く様に変わりました。 ここまで、-5nT程度の南向きがひんぱんに現れています。 このため、磁気圏にエネルギーが流れ込む様になり、 オーロラ活動が活発化しています。 AE指数では、500〜1000nTの中規模変動が、 23日0時(世界時22日15時)以降、連続的に発生しています。 シベリア磁場データで3日間の変化を見ると、 昨日、一旦落ち着いたオーロラ活動が、 今日に入って再び活発化している様子がよく分かります。 磁場強度はまだ8nTと強まったままです。 このため、引き続き活発な磁気圏活動が発生しそうです。 磁場強度は今日のうちには弱まり始めるでしょう。 そうすると、オーロラの活動もやや弱まります。 高速風自体は、3日間くらい続くのではないでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒レベルに近いところまで上昇していました。 しかし、今回の磁気圏変動で一気に数を減らしています。 明日以降、再び上昇すると予想されますので、引き続き注目して下さい。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。23日6時(世界時22日21時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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