宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/12 12:40 更新 普通の速度、磁場強度の太陽風になっています。磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒前後の普通の速度を保っています。 低速風になるということもなく、微妙な速度を保つという変化は、 前周期の様子と似た感じです 磁場強度は4nTで、こちらも普通のレベルです。 南北成分は小さく、0nT付近で変化しています。 磁気圏活動はたいへん穏やかです。 磁場の南北成分が小さいことが影響しているのではないでしょうか。 AE指数、シベリア磁場データともにほとんど平坦です。 SOHO EIT284では、コロナホールがゆっくりと西に進み、 太陽の中心部に広がる様になりました。 今、ここから速度の高い太陽風が、地球へ向かって噴き出しています。 太陽から地球までは約3日かかります。 これからやってくる高速太陽風のピークは、3日後の15日頃になるでしょう。 その高速風の到来ですが、27日周期の図では、明後日14日になりそうです。 ただ、コロナホールの先端がより広がった様にも見えていたので、 到来はいくらか早まるかもしれません。 明日以降、ACEのデータに注目してください。 太陽は無黒点のまま、とても穏やかです。 SOHO EIT284では、明るい領域がひとつ見えていますが、 黒点を作るほどではありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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