宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/10 11:32 更新 太陽風の速度が400km/秒台に上がっています。引き続き上昇するかもしれません。 担当 篠原 午前10時から1時間ほど、誤って以前の記事が今日の記事として掲載されていました。 申し訳ありませんでした。 昨日から始まった太陽風の乱れが、もう一段強まっています。 昨日のニュースの後、磁場強度が10nTにまで強まり、 同じく速度も上昇を始め、現在、430km/秒に達しています。 速度としては、通常よりやや高めという程度で、大きな乱れではありません。 しかし、前周期の太陽風と比較すると、コロナホールの影響が強まっています。 磁場強度はまだ8nTに強まったままです。 引き続き速度が上がり、500km/秒近くになるかもしれません。 ここまでの太陽風磁場の南北成分は北寄りになっています。 このため、磁気圏への影響はそれほど見られません。 AE指数には小さな変化がひとつある程度です。 しかし、今後、磁場の方向が南向きに切り替わった場合は、 オーロラも活発になるでしょう。 現在の太陽風の乱れは、明日くらいまでではないかと思います。 SOHO EIT284では、次のコロナホールが太陽の中心東寄りに大きく見えて来ました。 その先端(右端)は太陽の中心に達しつつあります。 こちらの影響は13-14日くらいに始まるでしょう。 太陽は黒点がないままです。 X線のグラフは完全に平らになっています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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