宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/ 4 10:36 更新 低速の太陽風が続いています(320km/秒)。磁気圏もとても静かです。 担当 篠原 速度の遅い太陽風が続いています。 太陽風の速度は、昨日より320km/秒で安定した状態が続いています。 磁場強度も4nTでほぼ安定しています。 速度が遅いので、磁気圏内もかなり静穏です。 AE指数では、200nTほどの小さな活動がひとつ見えているだけです。 太陽風が遅いといっても、南向き磁場の変化によってこの程度の活動は起こります。 ただ、これ以上活発な変化にはつながらないでしょう。 (速度が遅くても、磁場強度が強まっている場合は、状況が異なります) SOHO EIT284の太陽写真を見て下さい。 暗いコロナホールも、明るい活動的な領域も、どちらも見られません。 とても穏やかな太陽面です。 このため、27日周期で予想される通り、この静穏な状態は長く続くでしょう。 細かく見ると、11月7日頃にセクター境界がやってきます。 その後、多少、太陽風磁場がざわつくかもしれません。 本格的な太陽風の乱れは、14日頃と予想されます。 明日になると、掲載している27日周期の図でもその様子が見えてきます。 放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと減少を続けています。 太陽は無黒点です。 X線のグラフは全く変化がありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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