宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 --- ---
10/29 --- ---
10/28 --- ---

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 593 -1.0
-2 h 594 -2.9
-4 h 571 -0.2
-6 h 531 +3.3
-8 h 489 -2.1
-10 h 477 -4.1
-12 h 442 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/30 0.5 2x10^4
10/29 0.5 3x10^4
10/28 0.5 2x10^4
10/27 0.7 5x10^3
10/26 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/10/25 12:34 低速の穏やかな太陽風が続いています。高速風の到来はこれからです。
2007/10/26 10:29 700km/秒の高速太陽風がやってきました。一気に速度が上がり、オーロラも活発になりました。
2007/10/27 12:05 高速の太陽風が続いています(580km/秒)。オーロラも活発に発生しています。
2007/10/28 20:23 太陽風の速度はゆっくりと下がり、高速風は終わりに近づいています。
2007/10/29 12:39 地球は高速風帯を抜け出しました。明日、次の高速風がやって来そうです。
最新のニュース

2007/10/30 12:16 更新
高速太陽風がやってきました。速度は600km/秒に上がり、オーロラも活発です。

担当 篠原

高速の太陽風が回帰して来ました。
始まりのタイミングは、前周期よりもやや早まっています。

ACE衛星によると、30日0時(世界時29日15時)くらいから、太陽風の速度が上がり始めました。
それまでの450km/秒から、10時間ほどかけて600km/秒に上昇しています。
最高速度は前回とほぼ同様です。

太陽風磁場の南北成分は、昨日以降、南にかたよった状態にありました。
そのため、一旦速度は下がっていたものの、小規模のオーロラ活動が続いていました。
そして、速度が上がり始めるとともに、活動の規模は大きくなり、
AE指数で1000nTに達する活発な変化が起こっています。
シベリアの磁場データも、大きな変化が一気に発生しています。


高速風の領域は、それほど大きくありません。
今日いっぱい速度の高い状態が続いて、明日には低下を始めるでしょう。
太陽風は、明後日には通常の状態に戻っていそうです。

アラスカのライブカメラでオーロラを楽しむなら、今日と明日でしょう。
天候もよさそうなので、チェックしてみてください。


放射線帯の高エネルギー電子は、磁気圏の擾乱によって大きく数を減らしています。
高速風の後半に再び増加して来ると思いますので、
しばらく注目してください。

太陽は無黒点で、とても穏やかです。
今日のSOHO EIT284をよく見てください。
見事なほど、明るいところが全くありません(暗いところもないですね)。
本当に静かな太陽です。




SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。