宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/ 1 13:03 更新 太陽風の速度は下がり続け、通常の速度に戻りました。これから2週間くらい穏やかになるでしょう。 担当 篠原 昨日より、太陽風の速度は低下を続けています。 先ほど400km/秒を割ったところです。 太陽風が落ち着いて来て、磁気圏活動は概ね静穏です。 AE指数では200〜300nTの小さな変化が続いて見えています。 これは、太陽風磁場が小振幅ながら(-2nT以下)、 ずっと南寄りになっていたためでしょう。 ここで太陽風の速度が高ければ、もう少し大きな活動になったでしょう。 オーロラ活動の規模は、太陽風の速度と磁場の南向きの強さに関係しています。 27日周期の図を見てください。 今回の小規模の高速風が過ぎると、このあとかなり長い期間低速で穏やかな日が続きます。 前周期のグラフでは、10月6日以降、400km/秒以下の低速風が 図の右端(10月14日)まで続いています。 左のリンクから、27日周期の図の完全版を選んでください。 太陽風の変化は、10月18日になってやっと始まっています。 これは、今周期では11月14日に相当します。 これから約2週間、とても静かな日が続くと予想されます。 SOHO EIT284の太陽コロナ写真を見てください。 全体が完全にのっぺりとしていて、 明るいところも、暗いところも、ほとんどむらがありません。 27日周期の図の予想通りに、今後は進みそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、やや高めのところで安定しています。 今後は、ゆっくりと減少していくでしょう。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 こちらも全く変化が見られません。 黒点が最後に見えたのは、10月8日でした。 このまま1ヶ月に達するかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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