宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/11/ 2 10:06 更新 低速の太陽風が始まりました(360km/秒)。しばらくとても静穏な状態が続くでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒を割り、360km/秒まで下がっています。 長い低速風期間の始まりです。 これから11月13日くらいまで、速度300km/秒台の穏やかな太陽風が続くと予想しています。 掲載している27日周期の図では、次にやってくる高速風はまだ見ることができません。 その間は、磁気圏も穏やかな状態が続くでしょう。 昨日も、AE指数は200nTくらいの小さな変化が見られる程度で、 目立った変化は見られませんでした。 SOHO EIT284の太陽コロナを見てください。 左が最新の太陽です。 完全にぼんやりとしています。 右の写真は27日前の太陽です。 この時は、南東(左下)に淡いコロナホールが見えていたのですが、 これも現在は消えてしまった様です。 (ただし、このコロナホールは、地球へほとんど影響を及ぼしませんでした) 太陽活動が、極小期の最後の部分を迎えているのでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、やや高めのレベルで安定しています。 磁気圏が静穏な場合、高エネルギー電子の減少ペースはとてもゆっくりです。 増えることはありませんが、完全に低いレベルに下がるには1週間くらいかかるでしょう。 27日の図の前周期の変化を参考にしてください。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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