宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/10/29 12:39 更新 地球は高速風帯を抜け出しました。明日、次の高速風がやって来そうです。 担当 篠原 太陽風はゆっくりと速度を下げ続けています。 500km/秒を割り、450km/秒まで下がりました。 地球は高速風の領域を、ほぼ抜け出しました。 磁場強度も4nT弱で、普通の状態です。 ただ、南北磁場が南に寄った傾向を示しています。 図のまん中あたりでは、-4nTの南向きが数時間続いたりしています。 そのため、500nTくらいの中規模のオーロラ活動が何度か発生しています。 速度は下がって来ていますが、磁場ががんばったというところです。 今日いっぱいは、このまま穏やかな太陽風が続くでしょう。 27日周期の図では、明日から小規模の高速風がやって来ると予想できます。 前回は、継続期間は2日半くらいでしたが、最高速度は600km/秒に達しました。 ただ、発生源となるコロナホールがとても淡く、 今回も同様に回帰してくるかどうか、明日にならないと分からない印象です。 オーロラのライブカメラなど、明日以降、期待しながら眺めてみてください。 放射線帯の高エネルギー電子は、もう少しレベルをあげて、 両衛星で警戒レベル(10,000)に達しています。 衛星の運用では注意が必要な状態です。 ただし、明日、太陽風の乱れがやってくると一気に減少するでしょう。 太陽は無黒点のままです。 掲載の写真には、黒点群の番号が書かれていますが、 これは間違いです(前周期の黒点です)。 太陽は、とても穏やかな状態が続いています。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。29日7時(世界時28日22時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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